ゲームオブスローンズの登場人物まとめ！ほぼ全て紹介します【GOT】

今回は海外ドラマ『ゲームオブスローンズ』の登場人物をネタバレなしでほぼ全て紹介したいと思います。

観た人もまだ観ていない人も参考になるように、なるべく詳しくまとめますので是非見てみてください！

ゲームオブスローンズのあらすじを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

【あらすじ・ネタバレなし】ゲームオブスローンズが100倍面白くなる予備知識【GOT】

ゲーム・オブ・スローンズシーズン1GOTあらすじ・内容・魅力をネタバレなしで余すことなく分かりやすく丁寧に解説していきたいと思います！ゲーム・オブ・スローンズとは、ジョージ・R・Rマーティン著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作としたHBOのテレビドラマシリーズです。

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【登場人物】ゲームオブスローンズの主要名家を地域ごとにまとめました

ゲームオブスローンズには沢山の主要名家がいます。そこで今回紹介する登場人物を地域ごと、家ごとに分けました。

早見表や地図がわりとして活用してください。

キャラクターカテゴリ一覧

画像をクリックすると各登場人物ページまで飛ぶことができます。

また各登場人物ページには【キャラカテゴリ一覧へ】ボタンが設置されています。そのボタンをクリックすると、こちらのトップまで戻ることができます。

北部

【スターク家】

【ボルトン家】

【モーモント家】

【アンバー家】

【リード家】

【カースターク家】

西部

【ラニスター家】

【クレゲイン家】

キングズランディング

【キングスランディング】

ドラゴンストーン

【ターガリエン家】

アリンの谷間

【アリン家】

リヴァーランド

【タリー家】

【フレイ家】

鉄諸島

【グレイジョイ家】

ストームランド

【バラシオン家】

リーチ

【タイレル家】

【ターリー家】

ドーン

【マーテル家】

壁

【ナイツウォッチ】

壁の向こう側

【壁の向こう側】

エッソス大陸

【エッソス大陸】

その他

【その他】

スターク家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

【ゲームオブスローンズ】で最初に押さえておいてほしいのがこのスターク家です。

スターク家はウェスタロス大陸の北部を支配しています。スターク家当主エダード・スタークは北部総督かつ北部最高領主の称号を与えられています。

義理堅く保守的な家柄で、当主エダード・スタークはまさにそれを体現したかのような人格者です。

北部の領土は非常に広大で、七王国のそれ以外の領土をすべて合わせた広さと同等であると言われています。

また七王国最北に位置しているため、雪が深く、冬ともなると厳しい気候になります。

冬の恐ろしさを最もよく知るスターク家の標語は『冬来る』。

スターク家

エダード・スターク

七王国北部を統治している歴史ある名家、スターク家の当主エダード・スターク。

名誉を重んじて慈悲の心を持つ圧倒的人格者。

妻キャトリン・スタークとの間には5人の子供がいる。また私生児としてジョン・スノウが、捕虜(従者)としてシオン・グレイジョイがいる。

ロバート・バラシオン王とは親友であり、絶大な信頼を置かれている。また、ロバート・バラシオンと共に”王の手”ジョン・アリンの里子であった過去があり、ジョン・アリンを父親のように尊敬している。

キャトリン・スターク

七王国中央に位置するリヴァーランドの最上位領主タリー家の当主ホスター・タリーの長女でエダード・スタークの妻。

エダード・スタークとの間には5人の子供も儲けた。また不義の子ジョン・スノウを嫌悪の対象としている。

子供への愛が非情に深く、そのためなら手段を選ばない執念深さが見受けられる。

ロブ・スターク

スターク家の長男で後継者。

父エダード・スタークの気質を受け継ぎ、信義に厚く、名誉を重んじて慈悲の心を持つ堅実な人物。

サンサ・スターク

スターク家の長女。

裁縫や刺繍が得意で、まさにレディである。母キャトリンの血を色濃く受け継いでおり、オレンジ色の髪が特徴的な心穏やかな美女。

妹のアリア・スタークとは対照的な性格である。

アリア・スターク

スターク家の次女。

裁縫や刺繍を好まず、戦士になることを夢見る少女。身体能力に長けており、武術の習得も早い。

姉のサンサ・スタークとは対照的な性格である。

ブランドン・スターク

スターク家の次男。

頭脳明晰でその実力はメイスター・ルーウィンに認められている。城壁や塔登りが好きだが、見つかっては母キャトリンに注意をうける。

狂王エイリス・ターガリエンに殺害されたエダード・スタークの兄ブランドン・スタークにちなんで命名された。

リコン・スターク

スターク家の三男で末っ子。

ブランドン・スタークによく叱られている。

ジョン・スノウ

”スノウ”とは北部の落とし子のことを指す。

作中以前におこった【ロバート・バラシオンの反乱】でエダード・スタークが南下した際に娼婦に身ごもらせた私生児であるが、エダードはその詳細を語ろうとはしない。

ジョンは、スターク性を名乗ることのできないことへの劣等感を抱えており、また、義理の母キャトリン・スタークから蔑まれる日々を送っている。

ベンジェン・スターク

エダード・スタークの弟でナイツウォッチの哨士長。

エダードの子供たちは甥及び姪にあたる。

従者

シオン・グレイジョイ

ベイロン・グレイジョイの末子。

スターク家の捕虜であるが、エダード・スタークはシオンを自身の子供と分け隔てなく公正に扱い、武術指南役ロドリック・カッセルにより武芸の手解きも受けた。

それ故に幼い頃から共に切磋琢磨してきた同年代のロブ・スタークとは親友である。しかし本人はスターク家の人間ではないことにそこはかとない劣等感を抱えている。

ルーウィン

ウィンターフェル城に仕えている年老いたメイスター。聡明な人物。

スターク家の子供たちの出産時も携わっている。

ロドリック・カッセル

スターク家に仕える武術指南役。

気高く誇り高い屈強な男。

ジョリー

スターク家に仕える衛兵隊長。

セプタ・モーデイン

スターク家に仕えるセプタ。

主に女子たちの身の回りの世話をしている。

タリサ・マイギア

スターク家に仕えるヴォランティス出身の医療従事者。

オシャ

野人でスターク家の従者。

壁の向こう側の過酷な経験から、度胸があり逆境に屈しない強い女性。

ホーダー

ホーダー。

ボルトン家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

ボルトン家はスターク家の旗主です。因みに旗主とは忠誠を誓った名家のこと。

つまりボルトン家は北部を統治しているスターク家に忠誠を誓っていることになります。

ボルトン家には古くから 「裸の男に秘密はあるが、皮剥ぎされた男には何も残ってない。」という格言があり、その昔ボルトン家には敵を生きたまま皮剥ぎするという慣習があったそうです。

スターク家への忠誠を期にそれは廃止されましたが、紋章が「磔で皮剥ぎされた男」なのでかなり残虐な一族であると言えそうです。

ボルトン家

ルース・ボルトン

ボルトン家当主。

生家の皮剥ぎの慣習を推奨しており、さらに拷問の手段として必要であると考えている冷酷で合理的な男。

ウォルダ・ボルトン

ウォルダー・フレイの孫で、ルース・ボルトンの妻。

ラムジー・スノウ

ルース・ボルトンの私生児。サディスティックで重度のサイコパス。

その異常性は父ルースにも認められている。恐怖を用いて人間を操る術に長けており、幼少期から皆に恐れられていた。

優れた知力と強い残虐性を兼ね備えた作中屈指のモンスターである。

従者

ロック

ボルトン家に仕える精鋭。残忍な男でラムジー・スノウと馬が合う。

ミランダ

ドレッドフォートの犬舎長の娘でラムジー・スノウの愛人。

残虐な性格と極度の嫉妬深さを併せ持つ。

モーモント家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

モーモント家はスターク家の旗主です。

ウィンターフェルの遠く北西に位置する”ベア・アイランド”を統治しています。

またモーモントの一族はヴァリリア鋼でできた剣『長い鉤爪(ロングクロウ)』を代々受け継いでいます。

モーモント家

ジオー・モーモント

ベア・アイランド元領主にして冥夜の守総帥人。

モーモント家に代々受け継がれている剣”長い鉤爪(ロングクロウ)”を所有している。

息子にはジョラー・モーモントがいる。

ジョラー・モーモント

ベア・アイランド元領主でジオー・モーモントの息子。

奴隷を売り家名を汚したことで北部を追放されエッソス大陸に逃げて、デナーリス・ターガリエンに忠誠を誓った。

リアナ・モーモント

モーモント家当主。

メイジ・モーモントの娘で、ジオー・モーモントの姪、ジョラー・モーモントの従兄妹にあたる。

アンバー家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

アンバー家はスターク家の旗主です。

ウィンターフェルの北方でナイツウォッチが守る壁の南方に位置する”ラストハース”を統治しています。

アンバー家

ジョン・アンバー

その屈強さからグレートジョンと呼ばれている。スターク家に忠誠を誓う。

スモールジョン・アンバー

ジョン・アンバーの息子。

リード家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

リード家はスターク家の旗主です。

北部の最南部に位置する広大な湿地帯と、ウェスタロス大陸の最も細くくびれた”ネック”と呼ばれる地峡に広がる沼地を統治しています。

リード家

ハラウンド・リード

エダード・スタークの友でミーラ・リードとジョジェン・リードの肉親。回想で登場。

ミーラ・リード

ハラウンド・リードの娘でジョジェン・リードの姉。

ジョジェン・リード

ハラウンド・リードの息子でミーラ・リードの弟。不思議な力を持つ。

カースターク家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

カースターク家はスターク家の旗主です。

ウィンターフェルより北の「凍える海」を見渡せる場所にある”カーホールド”を統治しています。

カースターク家

リカード・カースターク

ハラルド・カースタークの肉親。スターク家に忠誠を誓う。

ハラルド・カースターク

リカード・カースタークの末子。

ラニスター家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

ラニスター家はウェスタロス大陸の西部に位置するウェスターランドの最上位貴族で、七王国で最も裕福な名家です。

金髪で背が高く美形揃い、まさに華麗なる一族であるラニスター家の者の立ち姿は誇り高き獅子そのもの。

高貴すぎる家柄であるためにプライドが異常に高く、絶対に敗北を許さない家風があります。

それ故に非公式標語である「ラニスターは常に借りを返す。」が七王国中で認知されており、公式標語と間違われることもしばしば。

また当主タイウィン・ラニスターは西部総督及び西部最高領主の称号を与えられています。

タイウィンは非常に合理的かつ論理的で、狡猾かつ冷徹な策略家です。まさに七王国のフィクサーに相応しい人物であると言えます。

ラニスター家

タイウィン・ラニスター

ラニスター家当主。

妻ジョアンナ・ラニスターとの間に3人の子供がいるが、末子ティリオン・ラニスターの出産が原因で妻ジョアンナが死亡していまったことを憎みティリオンを嫌悪している。

知力に秀でており、常に合理的かつ論理的な決断を下す。家名を残し、また大きくしていくことを最重要と考えており、そのためなら手段を選ばず、いかに残酷なことであろうと実行する非情に狡猾かつ冷徹な策略家である。

サーセイ・ラニスター

ラニスター家の長女でジェイミー・ラニスターの双子の姉。

母親ジョアンナ・ラニスター死亡の原因である弟ティリオン・ラニスターを憎んでおり、死を切望している。3人の子供の母親で、子供のためなら手段を厭わない、冷徹で時に残虐な性格の持ち主。

ジェイミー・ラニスター

ラニスター家の長男であり後継者。

15歳にして最年少で”王の楯”に選任されたほどの剣術の持ち主。作中以前におこった【ロバート・バラシオンの反乱】の際に狂王エイリス・ターガリエンを裏切り殺害したことから”キングスレイヤー(王殺し)”の異名で呼ばれる。

弟のティリオン・ラニスターと親密である。

ティリオン・ラニスター

ラニスター家の次男で末子。無類の娼婦好き。

ティリオンの出産が原因で母親ジョアンナ・ラニスターの死を招いたことで、父タイウィン・ラニスターと姉サーセイ・ラニスターから嫌悪されている。

小人であるがその知性は極めて高く、政治的策略を立てるのにも秀でている。非力でありながらその類まれな知力と舌鋒の鋭さで数多くの困難を乗り切る。

自らの不遇もあり、障害者や落とし子や壊れた物に弱いと明言してる。

ケヴァン・ラニスター

タイウィン・ラニスターの弟でランセル・ラニスターの父親。

ランセル・ラニスター

ケヴァン・ラニスターの長男でロバート・バラシオン王の従士。

クレゲイン家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

クレゲイン家はラニスター家の旗主です。

ラニスター家と強い繋がりを持っています。

クレゲイン家

グレガー・クレゲイン

サンダー・クレゲインの兄。ラニスター家に仕える騎士で、その巨体故に”マウンテン”と呼ばれる。

残虐な性格の持ち主で、【ロバート・バラシオンの反乱】の際はレイガー・ターガリエンの妻エリア・マーテルを犯した上残酷な方法で殺害をした。

因みにグレガー・クレゲインはシーズンを通して2回俳優が入れ替わり、計3人が演じた。

サンダークレゲイン

グレガー・クレゲインの弟で、冷酷な性格の持ち主。

幼少の頃グレガーによって顔に大火傷を負わされたため、その火傷痕は今もサンダーの顔に刻まれている。

そのことが原因で火を恐れるようになり、そして兄を憎むようになった。

キングスランディングの登場人物【ゲームオブスローンズ】

キングスランディングは七王国の首都で政府機関の全てが集約されており、政治の中枢を担っています。

国の政治は、王と”王の手”、そして小評議会によって進められます。小評議会とは、王と共に議会を執り行い政策を立てる政治団体のことを指します。

鉄の玉座がある本拠地【レッドキープ城】はキングスランディングの最東に聳え立っています。辺りはブラックウォーター湾に囲まれており、地の利を活かした自然の要塞となっています。

キングスランディング

ピーター・ベイリッシュ

小評議会の大蔵大臣。

幼少期にタリー家の里子として暮らした過去をもち、それ以降ずっとキャトリン・タリーを愛している。

情報収集能力に長けており、あらゆる政策を陰で操る。また、キングスランディングにある売春宿の主人という側面も持つ。貧しい家の出身でありながら、”知識”を力に官僚まで成り上がった極めて頭脳明晰な人物。

ヴァリス

小評議会の諜報大臣。宦官。エッソス大陸出身。

各地に散りばめられた”小鳥”と呼ぶ子供たちの”噂”を情報源にして様々な機密情報を得ている。魔術師に去勢させられた過去をつが故、魔法と魔法使いを嫌悪している。

パイセル

小評議会のグランド・メイスター。

メイスターの最高位であるグランド・メイスターの称号をもち、過去数十年にわたって多くの王に仕えてきた。

クァイーバン

違法な人体実験を行った罪でメイスターの称号を剥奪された過去をもつ。

雀聖下

”雀”といわれる七神正教に属する狂信派騎士団の指導者。

セプタ・ユネラ

七神正教の修道女で雀聖下の狂信者のひとり。

バリスタン・セルミー

ウェスタロス大陸で名高い英雄。王の楯総帥。

キングスランディングで40年もの間騎士として仕える誇り高き男。

マーリン・トラント

王の楯。

王の命令に盲従し、時には残虐なことも平然とやってのける。

イリーン・ペイン

王に仕える死刑執行人。

狂王エイリスに舌を切り取られたために、20年間言葉を発していない。

シリオ・フォレル

剣の達人で、”水のダンス”と呼ばれる剣術を扱う。

また過去にエッソス大陸の自由都市ブレーヴォスで筆頭騎士をしていた経験をもつ。

ジャノス・スリント

長いものに巻かれ弱い者を苛める姑息な人物。金魚のフン。

ドントス・ホラード

ホラード家の”ザ・レッド”と称される騎士。

オリヴァー

ベイリッシュのスパイで男娼。

ターガリエン家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

ドラゴンの血を引く由緒正しき名家。

その昔、ターガリエン家の祖先『エイゴン1世』は【エッソス大陸】にある古代都市『ヴァリリア』よりドラゴンを率いて七王国を侵略し、諸名家に忠誠を誓わせました。それから約300年という長きに亘り、七王国ではターガリエン王朝が繁栄していました。

しかし物語が始まる約17年前、ターガリエン王朝最後の王、『狂王エイリス』が七王国の王として君臨している時、バラシオン家当主【ロバート・バラシオンの反乱】により王都を制圧されてしまいます。

百戦錬磨のロバートに惨敗したターガリエン王朝は滅亡し、ターガリエン家の者は皆殺しという悲惨な末路を辿ります。

当時まだ小さかった兄ヴィセーリス・ターガリエンと妹デナーリス・ターガリエンのみ、スターク家当主エダード・スタークの計らいにより、エッソス大陸への亡命という形で事が治められました。

栄子衰退の一途を辿った数奇な一族ですが、その炎が完全に消えているわけではありません。

ターガリエン家

エイモン・ターガリエン

狂王エイリス・ターガリエンの兄でメイスター。

年老いてから視力を失った盲目のナイツウォッチ。

エイリス・ターガリエン

回想で登場。狂王と呼ばれ恐れられたターガリエン王朝最後の王。

【ロバート・バラシオンの反乱】 により王都を簒奪された。その際、自身の”王の楯”であったジェイミー・ラニスターの裏切りによって殺害される。

ヴィセーリス・ターガリエン

エイリス・ターガリエンの息子でデナーリス・ターガリエンの兄。

作中以前におこった【ロバート・バラシオンの反乱】以降、デナーリスと共にエッソス大陸のペントスに亡命した経緯を持つ。

自身を正当な王位継承者だと主張し、”鉄の玉座”奪還を目指す。

デナーリス・ターガリエン

エイリス・ターガリエンの娘でヴィセーリス・ターガリエンの妹。

作中以前におこった【ロバート・バラシオンの反乱】以降、ヴィセーリスと共にエッソス大陸のペントスに亡命した経緯を持つ。

放浪騎馬民族ドスラク人の王カール・ドロゴのカリーシ(王妃)となり、七王国の”鉄の玉座”奪還を目指す。

アリン家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

アリンの谷間の守護者にして東部総督。

アリン家はアリンの谷間を千年にもわたり統治している由緒ある名家のひとつです。

アリンの谷間の下から数千フィート上にある山脈の頂上に聳え立つ天空の城、高巣城はまさに難攻不落の城です。

玉座の間には天空から地上まで繋がる奈落『月の扉』、また 『天空房(スカイ・セル)』と呼ばれる、 片側は空に向かって開いており、牢にはわずかな傾斜がついている恐ろしい独房もあります。

アリン家

ジョン・アリン

妻ライサ・アリンとの間にロビン・アリンがいる。

エダード・スタークとロバート・バラシオンの里親でロバート王の”王の手”。穏やかな性格で17年間も”王の手”を務めていたが、突然謎の死を遂げた。

ライサ・アリン

旧姓タリーでキャトリン・タリーの妹。夫ジョン・アリンとの間にロビン・アリンがいる。

非情に嫉妬深く突如激情することがある情緒不安定な人物。

ロビン・アリン

従者

ヨーン・ロイス

アリンの谷間の貴族で、アリン家に忠誠を誓っている諸侯のひとり。

タリー家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

タリー家はリヴァーラン城の周囲の河川地帯を統治している最高領主。

リヴァーラン城は、トライデント河流域のレッド・フォーク河とタンブルストーン河の合流するところに位置しています。

トライデント河とはウェスタロス大陸で最も長い川で、3つの支流に別れています。

タリー家

ホスター・タリー

タリー家当主。ブリンデン・タリーの兄でキャトリン、ライサ、エドミュアの父親。

登場時は既に死亡。

キャトリン・タリー

タリー家の長女でエダード・スタークの妻。

夫エダード・スタークとの間に5人の子がおり、不義の子ジョン・スノウを嫌悪している。子供への愛が非情に深く、そのためなら手段を選ばない執念深さが見受けられる。

ライサ・タリー

タリー家の次女で故ジョン・アリンの妻。

非情に嫉妬深く突如激情することがある情緒不安定な人物。

エドミュア・タリー

タリー家の末子。自信家だが空回りすることが多い人物。

ブリンデン・タリー

ホスター・タリーの弟。人々から別称で呼ばれることが非情に多く、本名を覚えられていない。

フレイ家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

フレイ家はタリー家の旗主です。

双子城はトライデント河のグリーン・フォークを渡る要所のひとつであり、その川を隔てる関門橋を含みます。

フレイ家は関門橋を600年間治めているが、通行料を取り損ねたことは一度もないそうです。

フレイ家

ウォルダー・フレイ

フレイ家当主。

”ロバートの反乱”の際にわざと遅れて戦に参戦したという狡猾な男で、タリー家からの信用がない。

また、それ故ホスター・タリーに互いの子供の婚姻を何度も打診するも拒否されている。

ロズリン・フレイ

ウォルダー・フレイの娘。

グレイジョイ家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

グレイジョイ家はウェスタロス大陸西海岸に位置する、厳しく荒涼とした鉄諸島を統治しています。

標語とは別に”溺神”への崇拝の言葉として”死者は永遠に死なず”も頻出します。

グレイジョイ家

ベイロン・グレイジョイ

鉄諸島の領主で4人の子供がいた。

その昔ロバート王に対して反乱を起こし、自身を”鉄諸島の王”と宣言した。しかしエダード・スタークらにより鎮圧され、その際4人の子供のうち2人を殺害されて、さらに末子のシオン・グレイジョイを人質としてスターク家に取られた過去を持つ。

ヤーラ・グレイジョイ

グレイジョイ家の長女。

過去に父ベイロン・グレイジョイが起こした反乱により兄二人を失い、弟のシオン・グレイジョイがスターク家の人質となったことで娘でありながら鉄諸島の後継者として育てられる。

勝気で屈強な男にも負けない強い精神の持ち主。

シオン・グレイジョイ

グレイジベイロング・レイジョイの末子。

スターク家の捕虜であるが、エダード・スタークはシオンを自身の子供と分け隔てなく公正に扱い、武術指南役ロドリック・カッセルにより武芸の手解きも受けた。

それ故に幼い頃から共に切磋琢磨してきた同年代のロブ・スタークとは親友である。しかし本人はスターク家の人間ではないことにそこはかとない劣等感を抱えている。

ユーロン・グレイジョイ

ベイロン・グレイジョイの弟。

過去にベイロンが起こした反乱をきっかけに、世界中を放蕩し海賊行為を行うようになる。

島民

ダグマー

鉄諸島人。下劣な人物。

バラシオン家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

ウェスタロス大陸の東部に位置するストームランドの最上位貴族。

歴史ある署名家の中で最も新しい名家で、その歴史はターガリエン王朝を築いたエイゴン1世の私生児の兄弟にあたるオリス・バラシオンに始まる家系であるとされています。

バラシオン家当主ロバート・バラシオンは、作中以前に約300年間も繁栄を続けたターガリエン王朝を【ロバート・バラシオンの反乱】により滅ぼした張本人であり、物語が始まるまで約17年間も七王国の王として君臨し続けています。

ロバート・バラシオンの反乱

その昔、ロバート・バラシオンはエダード・スタークの妹リアナ・スタークと婚約しており、彼はリアナを強く愛していた。

しかし、狂王エイリス・ターガリエンの息子レイガー・ターガリエンがリアナと姿を消したことによりロバートは激怒、さらにリアナ救出のため王都へと向かったエダードの兄ブランドン・スタークは狂王エイリスに捕らわれ処刑されてしまう。

愚行に怒る狂王エイリスはロバートとエダードの首を差し出すようジョン・アリンに命じるも、それに反抗したロバート、エダード、ジョンによって”ロバートの反乱”が巻き起こった。

百戦錬磨のロバートはタイレル家との一敗を除いて完封勝利を収めた。また狂王エイリスは王の楯ジェイミー・ラニスターの裏切りにより殺害される。

ロバートは憎しみの対象であるレイガーを殺して王都を制圧、その後七王国の王に即位。

全てがロバートの思惑通りのはずだった。

しかし、最愛の人リアナが死んでしまう悲しき結末で幕が閉じる。

バラシオン家

ロバート・バラシオン

バラシオン家当主で七王国の王。

17年間という長きに亘り七王国の王として君臨し続けている。

屈強な男で、王に即位した当時は惚れ惚れするほどの色男であったが、現在は見る影もないほどに丸々と太っている。また妻としてラニスター家の長女サーセイを迎えているが、その関係は冷めきっている。

作中以前におこした【ロバート・バラシオンの反乱】の際に最愛の人リアナ・スタークを亡くしてしまい、それ故に今なおターガリエン家に対して強い憎しみを抱いている。

ジョフリー・バラシオン

ロバート王とサーセイ・ラニスターの息子で”鉄の玉座”の後継者。

残虐で冷酷、癇癪持ちで自己中心的かつ傲慢な性格の持ち主である。

サンサ・スタークの婚約者。

ミアセラ・バラシオン

ジョフリー・バラシオンの妹。端正な顔で品のある女性。

因みにミアセラ・バラシオンはシーズンを通して1回俳優が入れ替わり、計2人が演じた。

トメン・バラシオン

末子。兄ジョフリー・バラシオンと正反対の優しき心の持ち主。

因みにトメン・バラシオンはシーズンを通して1回俳優が入れ替わり、計2人が演じた。

スタニス・バラシオン

兄ロバート・バラシオンの下で二度の戦に勝った経験をもつ優れた戦士。

頑固で融通の利かない性格の持ち主。また異国の女祭司メリサンドルの布教を受け、もともと信仰があった”七神正教”から”光の王”に改宗した経緯をもつ。

セリース・バラシオン

スタニス・バラシオンの妻で娘にシリーン・バラシオンがいるが、息子を産むことが出来なかったことを酷く悔やんでいる。

夫スタニス同様メリサンドルの布教を受け、”光の王”を狂信している。

シリーン・バラシオン

スタニス・バラシオンとセリース・バラシオンのひとり娘。

幼児期に”灰鱗病”にかかるも国中のメイスターを呼んで治療にあたり見事に回復したが、醜い痕が顔に残っている。そのことが大きな要因で母セリースはシリーンを嫌悪し外に出したがらない。

レンリー・バラシオン

ロバート、スタニスの弟。

同性愛者でロラス・タイレルと逢瀬を重ねている。

ジェンドリー

ロバート・バラシオンの落とし子で王都にある武具屋の見習い。

本人はその出自を知らずに過ごしている。

諸侯

ブライエニー・タース

『サファイアの島』と敬称される、ストームランド沖のタース島を統治しているタース家の一人娘。

類まれな身体能力の持ち主で、剣術にも秀でており、強靭な男であろうとなぎ倒すほどの力を持つ。強い意志の持ち主で、一度忠誠を誓った主君への忠義は厚い。

タイレル家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

タイレル家はウェスタロス大陸南西部の肥沃な土地”リーチ”を統治しています。

諸名家の中で2番目に裕福な家だと言われており、その巨額の富でウェスタロス大陸に確かな存在感と影響力は絶大です。

その広大な土地と巨額の富で、非常時にはなんと10万の軍を率いることができるといわれています。

タイレル家はまさにスターク家の誇り高さとラニスター家の狡猾さを併せ持ったような一族です。

タイレル家

オレナ・タイレル

メイス・タイレルの母親。知略と舌鋒に秀でており、棘のある言葉で次々に論破していく勝気な人物。

頼りない息子メイスを陰で操り、実質タイレル家を掌握している。

メイス・タイレル

ロラス、マージェリーの父親でタイレル家当主。平凡で詰まらない人物。

その頼りなさ故に領主という肩書がありながら、ただの飾りとなっている。実質タイレル家を掌握しているのは母オレナ・タイレルである。

ロラス・タイレル

タイレル家の長男で後継者。優れた剣術と、そのハンサムな外見から”花の騎士”と呼ばれている。

同性愛者で、レンリー・バラシオンと逢瀬を重ねている。

マージェリー・タイレル

ロラス・タイレルの妹でレンリー・バラシオンの妻、のちにジョフリー・バラシオンの妻で王妃になる。

ウェスタロス大陸でも指折りの美女。

ターリー家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

ターリー家はタイレル家の旗主です。

同家旗主の中でも最も軍事力に長けた家であり、【ロバートの反乱】の際にロバート軍に唯一黒星をつけた”アシュフォードの戦い”においてその一翼を担ったとされています。

ターリー家

ランディル・ターリー

タイレル家の旗主のターリー家当主。

息子で後継者であったサムウェル・ターリーを殺すと脅して相続権を放棄させナイツウォッチに送らせた冷酷な人物。

メリッサ・ターリー

ランディル・ターリーの妻。子供想いの心優しい人物。

サムウェル・ターリー

ターリー家の長男で跡継ぎであったが、領主である父親からの迫害により壁行きを余儀なくされた。

ディコン・ターリー

サムウェル・ターリーの弟で、兄サムウェルがナイツウォッチになったためターリー家の後継者である。

タラ・ターリー

サムウェル、ディコンの妹で末子。

マーテル家の登場人物【ゲームオブスローンズ】

マーテル家はウェスタロス大陸南端に位置する”ドーン半島”を統治しています。

その昔ターガリエン王朝時代、マーテル家はウェスタロス大陸で唯一ターガリエンの支配を受けなかった、珍しくそして強固な名家としてその名が知れ渡っています。

またマーテル家が統治しているドーンは落とし子の立場について非情に寛容です。

マーテル家

ドーラン・マーテル

マーテル家当主。オベリン・マーテルの兄でトリスタン・マーテルの父親。

戦争の残酷な世界を生き抜いた経験から、戦争には消極的な平和主義者。

トリスタン・マーテル

ドーラン・マーテルの息子で後継者。ミアセラ・バラシオンの婚約者。

オベリン・マーテル