運営中のWordPressのパーマリンクを変更したいけど、どうやってやるの?URLを変更するとリンク切れを起こすよね?泣
本記事はそんなお悩みを解決する、リンク切れを起こさずに運営中サイトのパーマリンクを変更する方法です!
なるべくなら途中でパーマリンクを変更するのは避けた方がいいのですが、プラグインを上手に使えば変更は可能です◎
実は私たちもこのブログを始めた当初、パーマリンクの重要性をあまりわかっておらず適当に設定してしまったのです。記事数がこれ以上増える前にと思い切って変更したので、今回はその方法をご紹介します!
パーマリンクとは
パーマリンクとは各記事の個別のURLのことです。本記事のURLを例にすると、
本記事のURL:https://marutaro.jp/permalink-change/
「https〜yamazaki26.jp」までが本サイト自体のURLです。そしてそれ以降の赤文字で表示されている部分が記事特有のURLです。別記事だとここの値が変わります。
そしてGoogleによると、URLを見ただけでどんな内容なのかわかるようにね〜!とのこと。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
Googleガイドライン
どんなパーマリンク設定にしておくのがいいかというと、
SEO的によくおすすめされているのは投稿名です。「https://〜.jp/投稿名」という形になります。
たしかに投稿名がURLに入っているとどんな記事なのかわかりやすいですね!
WordPressではパーマリンク設定を「https://〜.jp/カテゴリ名/投稿名」などにすることも可能ですが、後でカテゴリ変更したくなった時に面倒になるので投稿名だけをおすすめします。
パーマリンクを途中で変更する方法!
Redirectionプラグイン自動リダイレクト
まず、パーマリンクの変更をするにあたって注意があります。それは前のパーマリンク設定になっている旧URLから記事を見ようとすると、エラーとなってしまうことです。旧URLは存在しないからですね。
そこで、旧URLを入力した場合に勝手に新しいURLに飛ぶように設定(リダイレクト)が必要です。
ここでRedirectionという便利なプラグインを使うと、パーマリンクを変更しても自動でリダイレクトしてくれます!
WordPress管理画面の左にある「プラグイン」→「新規追加」に進み、Redirectionを検索して「インストール」→「有効化」してください。
「ツール」からRedirectionの設定画面にいきます。
「セットアップを開始」をクリックして設定に進むと、基本セットアップの画面が出ます。特別な理由がなければ上の2つにチェックを入れます。
そして「セットアップ続行」→次の画面で「セットアップ完了」をクリックすればRedirectionの設定は完了です◎
これでパーマリンクを変更すると、自動でリダイレクトしてくれる状態になりました。(もしも自動でできなかった場合はあとで手動で設定が必要ですが、その場合もこのプラグインでできます)
投稿名はアルファベット表記にする
パーマリンクは投稿名にするのがおすすめといいましたが、投稿名(記事のタイトル)が日本語表記でそのままURLに入るのはあまり良くありません。記事を例にすると、
URL:https://marutaro.jp/Cocoonでパーマリンクを途中で変更する方法/
みたいな感じです。こうするとURLが長くなりますし、日本語表記が文字化けを起こすと意味わからないことになります。汗
なので、URLの投稿名部分はアルファベット表記にしましょう。これは投稿ごとにスラッグ名をつけることで可能です。(設定方法は次の章で説明します。)
スラッグ名はその記事のキーワードを使いましょう。また、キーワードが複数ならハイフン(-)で区切ります。
URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア (_) ではなくハイフン (-) を使用することをおすすめします。
Googleガイドライン
本記事を例にすると、パーマリンクの変更方法なので「permalink-change」です!
各記事にスラッグ名を入れよう
各記事にスラッグ名を設定します。
WordPressの管理画面の左にある「投稿」→「投稿一覧」と進みます。
各投稿の編集画面のタイトル下にスラッグ名をいれるところがある場合は、そこに入力します。
Cocoonの場合は投稿の上にカーソルをおくと、編集 | クイック編集 | …等出てくるのでクイック編集と進みます。
下のような画面が出るので「スラッグ」にスラッグ名を入力し、更新します。
これを各記事に設定していきます!ひとつひとつやるしかないので少し大変ですが、サクサクやっていきましょう。
ちなみに意味が伝わるかつアルファベット表記であればいいので、絶対に英語でないといけないわけではないです。日本語のローマ字表記でもOKです。
どうしてもスラッグ名が思いつかない時は、ネットでキーワード検索をかけて出てきたサイトからアイデアをもらっています!
管理画面からパーマリンク設定を変更
では、パーマリンク設定を変更します。スラッグ名の設定をばっちりしてから変更してください。
※あとで自動リダイレクトができるか検証するために、パーマリンクを変更する前のURLを控えておいてください。
WordPressの管理画面の左にある「設定」→「パーマリンク設定」と進みます。
パーマリンク設定画面で「投稿名」を選択して「変更を保存」してください。
更新が完了したら、まずは記事をブラウザで開いてURLが変わっていることを確認してください。
次にパーマリンクを変更する前のURLをブラウザのアドレスバーに入力して無事にリダイレクトされるのかを確認してみてください。
できてればリダイレクト設定は完了です。サイト内リンクの修正に進んでください。
できていなかった方は、手動でリダイレクト設定するかもう一度やり直しが必要です。
自動でリダイレクトできなかった場合
Redirectionの自動リダイレクトが機能するはずなのですが、機能しなかった方は手動で設定が必要です。もしくは、一度パーマリンク設定を元に戻してRedirectionを消して、本記事の手順を最初からやり直します。
実は私たちもうまくできていなかったのです…Redirectionは直前のパーマリンク変更を自動認識してくれるっぽく、パーマリンク設定変更を何度かしてしまったり、設定変更の後でスラッグ名を変えたりするとうまくできないようです。がーん。。
もう一度最初からやり直す方法もありますが、URLをガチャガチャ変えるのって怖いし記事数もそれほど多くなかったので手動で変更を行いました!!
Redirectionの画面で、転送ルールをクリックします。
「新規追加」から転送ルールを追加します。ひとつ記事を選んでルールを追加してみましょう。
ソース URL:パーマリンク変更前のURL
ターゲット URL:パーマリンク変更後のURL
を入れて「転送ルールを追加」をクリックします。
ルールを追加できたら、ちゃんとリダイレクトできるか確認してみてください。問題なくできていたら、他のすべての記事に関しても同じ作業を行います。
サイト内のURL変更にはSearch Regexプラグインが便利!
さて、パーマリンク設定の変更とリダイレクト処理の設定は完了しましたが、内部リンクに関しては旧URLを使っているのでブログカードの表示がNOT FOUND状態となってしまう場合があります。
リダイレクト設定はできているはずなので、クリックすれば正しいURLに飛ぶはずですがクリックする気になりませんよね。(下は画像です)
なのでここもプラグインを使って、サイト内に含まれる旧URLを新しいURLで置き換えましょう。使うのはSearch Regexというプラグインです。インストール&有効化してください。
WordPress管理画面の左の「ツール」→「Search Regex」と進みます。サイト内部にリンクが貼られている記事について
検索:パーマリンク変更前のURL
置換:パーマリンク変更後のURL
を入れて「検索」→内容を確認して「置換」をクリックします。
変更前のパーマリンク設定に含まれている単語で検索をかければ、どの記事が内部リンクとして貼られているかわかります。
本サイトの場合、元のパーマリンク設定は以下のような数字ベースだったので「archives」という単語で検索してから順番に置き換えていきました。デフォルトにしていた方は「?p=」と検索をかけるとひっかかるかと思います。
数字ベース | https://marutaro.jp/archives/123 |
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この置換作業をサイト内にURLが貼られているすべての記事におこないましょう。
まとめ:パーマリンク設定の変更
おつかれさまでした!
パーマリンク設定を途中で変更することはデメリットもあるため、最初からしっかり設定しておくのが一番よいです。しかし、今回のように途中で変更したい場合は慎重に作業すれば変更が可能です。
この記事がお役に立っていたらうれしいです!
他にもブログ運営に関する記事をまとめていますので、よかったらご覧ください。
ではまた!
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