「楽しくない、つらい。」同棲生活で一度そう感じてしまうと、今までの楽しかった時間がウソのように消え去ってしまうことでしょう。
限りある人生の時間を苦痛で埋め尽くすのは非常にもったいないです。
という事で今回は同棲生活が楽しくない、つらいと感じる方のために原因とその解決策を紹介したいと思います。
男女の問題は千差万別ですので、ひとつの参考として読んでください。
同棲生活が楽しくない、つらい原因
ここでは同棲生活が楽しくない、辛いと感じる原因をいくつかピックアップしてみます。
【同棲生活が楽しくない、つらい原因】
- 恋愛感情が無くなった
- パートナーと感性が合わない
- 共同生活に不向きな性格
- 人間的に未熟
恋愛感情が無くなった
恋愛のドキドキにより発生する脳内麻薬の作用は3年が限度だそう。つまり「恋の賞味期限は3年」という事です。
では3年以内に別れるカップルと長続きするカップルとでどのような違いがあるのでしょうか。
それは信頼関係があるかどうかです。人間は信頼できる人と一緒にいる時に『オキシトシン』という幸せホルモンが分泌されます。
恋愛のドキドキにより発生する脳内麻薬の作用が切れても、十分な信頼関係を築けていれば家族に対するような愛情を持ち続けることができるのです。
恋愛している時の人間の脳は『アドレナリン』、『ドーパミン』、『セロトニン』など複数の脳内物質が作用して、脳がチンパンジーレベルまで低下してしまいます。
そのような状態では本当に相手が自分に合った人かどうかを自分自身で判断することは出来ないと言っても過言ではないですね。
恋愛感情が無くなった先でも信頼関係を築けるような相手と付き合うために、恋愛初期の段階では第三者（友人など）の意見はしっかり取り入れていきたいものです。
パートナーと感性が合わない
パートナーと感性が合わない場合も十分にあります。
自分にとってどうしても合わない人や、何をしても癇に障る人、笑いのツボが全く合わずに話が噛み合わない人、つまり人間的感性が合わない人は多かれ少なかれ必ず存在するのです。
恋愛初期の段階なら好意的な感情で感性の相違を補うことができますが、同棲して毎日を共にしなければならない状況では、感性の相違が大きな歪みへと直結してしまいます。
これに関しては努力や意識改善ではどうにもならない生理的な問題なので、決断は早い方がいいかもしれません。
共同生活に不向きな性格
「同棲をするまで気付かなかったけど、もしかして自分は共同生活に向いてないのかも？」
一人の時間を重要視するタイプの人は、他人との共同生活に向いてないのかもしれません。
このようなタイプは神経質でマイペースな性格であったり、一人暮らし歴が長い人に多いですね。
一緒に生活していて息が詰まるのは、パートナーのせいではなく自分の性格的特徴が原因かも。
人間的に未熟
パートナーが人間的に未熟だと同棲生活が一気につらいものへと変貌してしまいます。
【人間的に未熟な人の特徴】
- 自分本位の考え方しかできず頑固
- 物事を俯瞰的に判断することができない
- 相手の意見や価値観を尊重することができない
- 感情のコントロールができない
社会人になれば社会にとって必要なスキルは鍛えることができますが、必ずしも社会的成熟が人間的成熟とイコールとは限りません。
いくら真面目に仕事をしてちゃんと稼いでいても、そばにいる大切な人を大事にできないのであれば、それは人間的に未熟であると言えるでしょう。
同棲生活が楽しくない、つらいときの解決策
ここでは同棲生活が楽しくない、つらいときの解決策をいくつかピックアップしていきます。
【同棲生活が楽しくない、つらいときの解決策】
- キスの回数を増やす
- 愛情や感謝を言葉に出す
- 2人で新しいことに挑戦する
- 共通の本を読んで価値観を共有する
キスの回数を増やす
キスの回数が多い夫婦の方が少ない夫婦よりも離婚率が低いのはいうまでもありません。
キスをすると『β-エンドロフィン』という高揚・幸福感を得られる脳内物質が分泌されます。ほかにも幸せホルモンである『オキシトシン』などが分泌されるので、キスをすることでストレス解消効果や精神安定効果が期待できます。
さらに女性の場合キスをすることによって女性ホルモンの働きも活発になるので、美肌効果やバストアップ効果も◎
まずは美容目的でパートナーとのキスを習慣化してみてはいかがでしょうか。結果として同棲生活が充実したものになるかもしれませんよ◎
愛情や感謝を言葉に出す
- 「かわいいよ」
- 「かっこいいね」
- 「大好き」
- 「愛してる」
- 「ありがとう」
愛情や感謝を表現する言葉は無数にあるのに、いつの間にかパートナーにそれらの言葉を伝えなくなった人もいると思います。
心理学の用語で『好意の返報性』、『ピグマリオン効果』をご存じでしょうか？
- 『好意の返報性』とは、自分が好意を示すと相手も好意を返したくなる法則です。
日常的に本心で「大好き」「愛してる」といった愛情を言葉に出すことで『好意の返報性』が働き、パートナーも愛情を示してくれるようになるはずです。 - 『ピグマリオン効果』とは、心から期待をかけると、相手がその期待に応えてくれるという心理効果です。
日常的に本心で「かわいいよ」「かっこいいね」などの言葉を浴びせることで『ピグマリオン効果』が働き、パートナーはもっと可愛く、かっこよくなるように努力するはずです。
※これらの心理効果は良い方向だけでなく、悪い方向にも同様の効果がありますので扱いには注意が必要です。
またノースカロライナ大学が134名のカップルを対象に行った実験では、「ありがとう」などの感謝の言葉を日常的に交わしていたカップルは、そうじゃないカップルと比べてお互いへの満足度が28％も高かったそうです。
些細なことでもたった一言「ありがとう」と意識的に言うことで、同棲生活の満足度が飛躍的に上がるかもしれません。
2人で新しいことに挑戦する
2人で同じ目標の新しいことに挑戦することで、苦難も喜びもすべてを共有することになります。
同棲している時点ですでに強力な仲間意識があるはずですが、それをより強固なものにすることで更なる信頼関係を築くことができるようになるはずです。
例えば私たちカップルの場合、今あなたが読んでいるこのブログを2人で運営するという挑戦によって、ただ同棲する以上に強い仲間意識が生まれています
共通の本を読んで価値観を共有する
本を読むことでコミュニケーション能力や人間的成長、共感力・想像力の向上に繋がります。
これにより人間的成熟ができれば、相手への許容範囲が広がって無意味な喧嘩もなくなるはずです。
また共通の本を読むことで価値観を共有できるので、合わなかった感性をすり合わせることも可能です。
もしあなたがあまり本を読む習慣がないなら、まずは読みやすい本から始めて、一冊をちゃんと読み終える習慣をつけることが大切です。
あなたのために読みやすい本をいくつかピックアップしておきますので、参考にしてみてください◎
どう頑張っても同棲生活が楽しくない、つらいなら別れるのも選択肢のひとつ
ここまで同棲生活が楽しくない、つらいと思う原因とその解決策についてお伝えしました。
同棲に限らず全ての男女関係のこじれは、少なからずお互いに問題があります。相手を変えることは難しいですが、自分を変えることは意識次第でどうにでもなります。
自分が変わればおのずと相手も変わってくれるはずで、そうなれば2人の関係性が少なからず良い方向に向かうのではないかと思います。
でもそれでも楽しくない、つらいと感じるのであれば、別れるのも大事な選択肢のひとつです。
あなたは『2：2：6の法則』をご存じでしょうか？
『2：2：6の法則』とは、あなたが人生で出会う人達の中で、
- 20％は絶対にあなたのことを好きになってくれます。
- 20％はどんなに頑張っても絶対にあなたのことが嫌いになります。
- 残りの60％はあなたの接し方次第で好きにも嫌いにもなります。
つまり自分の性格や感性にぴったり合う人はこの世に20％いて、どう頑張っても仲良くなれない人も20％います。そして残りの半分以上はあなたの行動次第でどうにでもなるんです。
大体の人は残りの60％と付き合って同棲しているはずです。ですのであなたの行動次第でその人との関係性は良くも悪くもなり得るのです。
しかしあなたが関係を改善させるために努力したにもかかわらず、同棲生活が楽しくない、つらいと感じるのであれば、それはもしかしたらどう頑張っても仲良くなれない20％と出会ってしまった為かもしれません。
恋の魔法がとけた今のあなたなら冷静に判断できるはずです。人間的に合わないんだと見切りをつけることも大切ですよ。
あなたの人生、あなた次第でいつでもやり直せますからね◎
次のいい出会いを探そう
あなたの次をサポートする優良婚活・恋活マッチングサイトをいくつか紹介した記事があります。
一度新しい世界に目を向けてみるのも有効な手段だと思いますよ。
安心して利用できる優良サイトだけを紹介していますので、よかったら参考にしてみてください◎
まとめ：悔いのない自分主体の人生を送りましょう
同棲生活が楽しくない、つらいと感じる時は、まずは自分を変える努力をする、それでもダメな時は別れるのも大事な選択肢のひとつです。
安易に別れるのは精神的にも経済的にもあまりよろしくないですが、ちゃんと努力した結果導き出した答えなら後腐れもないはずです。
私はあなたの人生が好転することを心から願っています。
ほかにも同棲生活の悩みを書いた記事がありますので、よかったら見てみてください◎
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