【Photoshop】簡単!シルエット風の切り抜き加工方法
こんにちは、こんばんは。
今回はシルエット風の切り抜き加工方法について紹介したいと思います。
映画のジャケットだと『ボヘミアン・ラプソディ』が有名じゃないでしょうか。
それでは早速やっていきましょう!
シルエット風にする素材写真
今回使用する素材写真は以下2点です。
人物の削除
まずは写真1枚目の被写体を不要なので削除していきたいと思います。
・【なげなわツール(w)】を選択。
・被写体を囲みます。
綺麗に削除するコツとしては、適当に〇で囲むのではなく、被写体の輪郭に沿ってなるべく丁寧に囲むことです。
コンテンツに応じる
・囲み終えたら、【編集】→【塗りつぶし】→【『内容』をコンテンツに応じるに変更】→【OKボタン】
もし【塗りつぶし】が選択できない場合は該当のレイヤーがスマートオブジェクトになっているかと思います。
該当のレイヤーを選択した状態で【右クリック】→【レイヤーをラスタライズ】を選択してから改めて上の作業をしてみてください。
綺麗に被写体が消えました。
被写体の切り抜き
次に写真2枚目の被写体だけを切り抜きます。
綺麗に切り抜きが出来たらこんな感じになります。
シルエット化
ではようやく被写体をシルエット化していきたいと思います。
・被写体のサイズを変更して画面中央良い感じに設置します。
・新規レイヤーを作成
・新規レイヤーを選択した状態で【描画色黒で塗りつぶし】
・黒レイヤーを不透明度90%に設定。
・クリッピングマスクを作成。
これだけだと暗いだけで味気ないですね。
レイヤーマスクの調整
味気ないシルエットに光の調整を加えます。
これはブラシツールを使用して行います。
・黒レイヤーを選択した状態で【レイヤーマスクを追加】
・黒レイヤーのレイヤーマスクを選択した状態で【ブラシツール】
・『描画色黒』『不透明度5%』で影の強弱をつけます。
ポイントとしては色の目立つ女性のリボン部分を全体的に薄く塗り、際立たせます。そして女性と男性の境界線を分かりやすくするために、女性の髪の毛と顔にかけてを輪郭がうっすら見えるくらいに塗ると良いです。
足元の調整
足元のディティールが合成感を際立たせているので、同化させます。具体的に言うと被写体も周りも暗いんで消しちゃいます。
やり方は黒レイヤーの時と同じ【レイヤーマスクの塗りつぶし】です。
・『描画色黒』『不透明度70%』で足元を塗りつぶします。
下画像は分かりやすくレイヤーマスクをオーバーレイで表示しています。赤くなっているところが黒で塗りつぶされた箇所です。
これだけだと心もとないので、背景レイヤーの黒い影部分を【コピースタンプツール(s)】を使用して足元にコピーします。
・背景レイヤーをラスタライズ
・【コピースタンプツール(s)】を選択
・黒い影部分を足元にコピー
だいぶ良い感じに馴染みました。
逆光を生成してシルエットに深みを出します
最後に逆行を生成します。
・新規レイヤー作成
・新規レイヤーを選択した状態で【描画色黒で塗りつぶし】
・新規レイヤーを選択した状態で【フィルター】→【描画】→【逆光】
・【描画モード:覆い焼きカラーに変更】【不透明度:50%】
・夕暮の光の中に逆行を沈めます。
・逆光レイヤーを複製
・複製したレイヤー【描画モード:ソフトライトに変更】【不透明度:30%】
以上で完成です。
まとめ:簡単に被写体をシルエット化できた
シルエット風の写真って味があって心に響きますよね。
意外と簡単に出来るので、実際にやってみてデザインの幅を広げてみてください。
少しでも参考になれば幸いです。
他にもPhotoshopやIllustratorの使い方に関する記事をまとめていますので、よかったらご覧ください〜!
ではまた!
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