今回は、新卒で同棲することについてです。
実際に私は新卒で彼氏と同棲を始めました。結論から言うと、社会人1年目で同棲を開始することは可能です。
このタイミングで同棲開始をしてとてもよかったと思っています!
その経験を踏まえて、メリットやデメリット、注意点などをご紹介します。
社会人1年目は覚えなきゃいけないことも多い中、プライベートでも変化があるとなると不安もあるかと思いますが、この記事が背中を押すきっかけになったらうれしいです。
新卒で同棲するメリット
まず新卒で同棲をすることのメリットを6つご紹介します。
一人当たりの生活費が安く済む
新卒・社会人1年目は、働きはじめでお金があまりないという人も多いはず…生活費が減らせるというのはかなり大きなメリットになります。
電気や水道を2人で使ったり、食料品も2人分のまとめ買いができるので、一人暮らし+0.5人分ほどの費用で暮らすことが可能です。
また場所にもよりますが、一人暮らしで家賃に7万出すとしたら都心だと1Kくらいです。これが、二人暮らしで家賃に1人7万ずつ出すとしたら家賃14万の1LDKには住むことができます。
一番かかる初期費用を2人で折半できるのもかなり大きいですね。
仕事の悩みを相談できる
社会人の生活は学生時代とは大きく変化します。慣れない仕事や環境に頭がパンクしそうになったり不安になったりすることも多々です。同棲をしていれば、そんなときにパートナーが近くにいてくれます。
辛い時に一番にパートナーに相談できるのはもちろん、パートナーが悩んでいることや無理をしていることがあったら早く気づいて支えてあげることができます。
私にとっては、これが一番よかったことです。初めての仕事で悩んで辛かった時に、パートナーがいつも近くにいて話を聞いてくれました。
一人暮らしをしていたら、孤独を感じると思うしすぐに吐き出すところもないため、もしかしたらもっとつらい思いをしていたかもしれません。
帰ると相手がいる安心感がある
帰ってきた時に誰かが家にいるという安心感はとても大きいです。仕事で疲れた日も遊んで帰った日も好きな人の「おかえり」が待っているのは幸せなもの。
知らない土地に住むのって少し怖いですよね。治安は大丈夫かなとか地域のルールはどんなことがあるのかとか…そういった面でも1人じゃないのはとても心強いです。
健康的になる
新卒だと環境の変化で体調を崩しやすかったり、偏食になって太ったり痩せたりしてしまうことも多いです。
パートナーと一緒に住んでいれば、体調不良の時は看病してもらえます。また、食事面では一緒に食べるのでなるべく健康的な食事を意識したり、節約のために自炊をするようになります。
多分、私も1人で暮らしていたら、ご飯作るのも食べるのもめんどくさくてほぼお菓子生活になっていたと思います。笑
しかし同棲のおかげで、自分のためだけではなく相手のためにも、バランスの良い食事や彩りを考えて食事を摂るようになりました。(幸せ太りには要注意です!)
財産や趣味を共有できる
共有で貯金を貯めたり、本やゲームを共有できるのも同棲生活の良いところです。
1人だったら知ることのなかったジャンルに触れることができたり、2人で楽しめそうなものを探したりするようになるので、知識や経験が豊になります。
また、大きな家具などの少し高い買い物も2人で折半して購入できるため、社会人1年目にしては割とレベルの高い生活ができると思います。
結婚生活をイメージできる
一緒に住んでみると、外で会っているだけではわからなかった、相手の生活スタイルや価値観を知ることができます。また、2人で生活するのにどれくらいのお金がかかるのかもわかります。
それにより、将来結婚した時にどんな生活になるのかがイメージできると思います。
社会人1年目から同棲生活をすることで、お互いの仕事と家事をどのように両立していけばいいかの手応えを早めに掴むことができるので、早めにしておいても損はありません。
新卒で同棲するデメリット
次に、環境が大きく変わる新卒の時期に共同生活を始めることで出てくるデメリットもいくつかご紹介します。
お互い家事未経験だときつい
新卒のタイミングで同棲する時、お互いが実家からの引越しで家事未経験だとかなり大変かもしれません。
新卒の時期は、慣れない仕事で忙しく、帰宅後疲れすぎて家事もできないということが多いです。
そんな時はパートナーのフォローが必要ですが、どちらも家事に不慣れな場合は家の仕事がうまくまわらない可能性があります。
できればどちらかが一人暮らし経験者か家事が得意な方が、上手な家事の仕方を教えられるので、ストレスなく生活できるかもしれません。
1人の時間が少なくなる
どうしても完全なる1人の時間をとるのは難しくなってしまいます。休みの曜日も一緒だと、なおさら2人で一緒にいる時間が多いため、ひとりになる時間がなく、それがストレスに感じてしまうかもしれません。
どうしても1人になりたい時はパートナーに伝えて静かにしてもらうか、自分が外に出ることで解決しましょう。
ホームシックになる
新卒という社会的な立場が変わるタイミングで、同棲開始によりプライベートな環境も変わるのは、少なからずストレスがかかります。
人間は変化を嫌う生き物ですから、環境が大きく変わることで不安や恐怖にかられて、ホームシックになるのはめずらしいことではありません。
ホームシックになる予感がするなら、時期をずらしたり実家近くの物件にするなどを考えた方がいいかもしれません。
新卒で同棲する時に決めるべきことや注意点
最後に、新卒で同棲開始を経験した私が感じた注意点についてお伝えします。
2人でとことん住宅選びをする
片方だけが住宅選びをするのではなく、必ず2人で住む場所を選びましょう。適当な条件で選んでしまった場合、余計なお金もかかってしまうし2人の問題もあります。
引っ越したくてもすぐに引っ越すことは難しいです。自分とパートナーの譲れない条件を挙げて、2人とも納得のいくお家を探しましょう。
テレワークならあまり気にする必要はないですが、個人的には会社までの距離は重要視した方がいいと思います。
新卒だと通勤イメージがまだできておらず「少しくらい遠くてもいいでしょ」と会社までの距離を妥協しがちです。しかし、実際に通勤してみるとわかりますが、通勤時間が長いと気力も体力もかなり消費します。
私も大学が遠かったので(2時間ほどの距離)、会社までも1時間くらいならまぁいけるかなと思っていました。ですが、通学と通勤ではわけが違います。個人的には30分以内でないと朝も帰りも結構きついです…!
そのため、2人の職場に遠すぎない場所を選ぶことをおすすめします。
会社から住宅補助金が出るのか確認する
入社する会社から住宅補助金が出るかやその条件について事前に人事等に確認しておきましょう。
わからない、手続きがめんどくさいとの理由で申請をしないと損してしまいます。一般的には賃貸契約書と補助申請書があれば意外と簡単にできるはずなので会社に確認してみてください。
住宅補助金は賃貸契約者のみ受け取ることができます。2人とも会社員の場合は、住宅補助金が多くもらえる方で受け取るようにしましょう。
また会社によっては、一人暮らしと同棲で金額が違う場合があるので、確認が必要です。
生活費の管理方法や限度を決める
2人で暮らすにあたって、お金の管理をどうするかを決めておきましょう。
お金の管理法、月にいくらまでに収めるなどのルールを決めておかないと、いくら恋人関係とは言えトラブルになってしまう可能性があります。
ちなみに私たちは共同口座とクレジットカードを使って2人で管理しています。毎月予算を決めて先に振り込みし、そこから使う形式です。
めんどくさい計算や間違いが起こらず、支出の管理が簡単になるのでおすすめですよ。支出の負担を折半する場合でも偏りがある場合でも使える方法です◎
新卒は入居審査に落ちる可能性がある(!?)
賃貸契約をするときには、家賃の保証会社に申し込みをして審査を通過する必要があります。一概には言えないのですが、この入居審査に通らない可能性があります。
私は実際に一度審査に落ちました…なんの借金も滞納もしていないし不動産屋さんにも大丈夫と言われたのですが最後の審査に落ちて、そのお家には住めませんでした。
理由はおそらく、新卒の収入に対して家賃12万円の家に住むのは難しいと判断されたことです。
二人暮らしをすることと会社からも家賃補助5万円が出ることを伝えていたのですが、落ちる時は落ちます。
ただし、新卒であることがそこまで不利になっているかは微妙です。その後に急遽今のお家(家賃11万円)を見つけて、審査を無事通過して住むことができています。
なので、あくまで可能性があるかもと思っておいてください。内見までして住むと決めた家に住めないとなると結構ショックが大きいので、頭の片隅に入れておくといいと思います…
新卒で同棲するのは良いことだらけ!素敵な二人暮らしを
新卒で同棲することに関してお話ししました。実際に社会人1年目で同棲を開始した私は、このタイミングで同棲を初めて本当に良かったと思います。
就職という人生で大きなタイミングである時に、パートナーと協力したり、一番近くで支え合ったりすることのできる同棲を始めることで、自分自身も成長できたしパートナーとの絆もより一層深まりました。
なにより毎日とても楽しいです!
大学卒業前は論文や卒業旅行でいっぱいいっぱい、新生活が始まれば覚えることだらけでとても忙しいと思いますが、ぜひパートナーとの共同生活を視野に入れてみてくださいね。
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