以前こんな記事を書きました。
一人暮らし経験なし・22年間実家暮らしから同棲した私が学んだことこの記事でもお話したのですが、一人暮らし経験なしで実家暮らしからいきなり同棲となると分からないことだらけなんですよね…引越し経験がなかった私も、パートナーのおかげでなんとかなりましたがかなり大変でした。
ということで今回は、同棲するまで実家暮らしだった私の実体験を元に、実家暮らしから同棲する時に必要な手続き、やることを解説します!
実家暮らしからいきなり同棲するという方もこの記事を読めば、スムーズに同棲生活を始めることができますよ◎
実家暮らしから同棲する時のやることリスト
二人暮らしを始めるまでにすることを表にしました。まずは一覧で確認してみてくださいね。
引越し前 | |
---|---|
やること | タイミング |
同棲生活についてパートナーと話し合う | 同棲を考えたら |
同棲開始に向けて貯金 | 同棲することが決まったら |
お部屋探し | 遅くても引越しの1か月前 |
親に報告する | 引越しの1か月前(家庭による) |
引越し業者の手配 | 入居日が決まり次第 |
水道・電気・ガス・インターネットの契約 | 入居日が決まり次第 |
荷造り | 引越し前日まで |
役所や役場で住所変更手続き(引越し前) | 引越し14日前から3日前まで |
引越し当日以降 | |
やること | タイミング |
引越し | – |
役所や役場で住所変更手続き(引越し後) | 引越し後すぐ〜14日以内 |
その他の住所変更手続き | 引越し後なるべく早く |
やることたくさん…
大変だけど引越し経験がない私でもできたから大丈夫!ひとつひとつ解説していきます。
同棲生活についてパートナーと事前に話し合う
同棲を始めるにあたって、以下のことについて話し合っておきましょう。そこまで詳細に決める必要はありませんが、愛だけではどうにもならないのが同棲です。お金や気持ちのすれ違いなどのトラブル回避のために必ず話し合いを行いましょう。
生活費や貯金などのお金に関することは特に重要です。ちなみに私たちは共有口座を使って、二人で使うお金は全てそこから管理しています。支出も貯金も管理が簡単になるのでおすすめです◎
生活ルールや家事については、実家暮らしだとこだわりというものがあまり思いつかないかもしれません。しかし、生活してみると自分では当たり前に思っていることがパートナーにとっては違うということも結構あります。
生活していく中でこれは譲れないというポイントがあったらしっかり伝えることが大事です。「これが当たり前」「言わなくても伝わる」は無しで、その都度ちゃんと話し合ってくださいね。
同棲開始に向けて貯金
同棲を始める時に一つの壁となるのが初期費用です。同棲を始める時期を決めたら、それまでに必要な貯金をしましょう。
実家暮らしという貯金しやすい状況にも関わらず、毎月お給料を使い果たしているという方は要注意!同棲までに貯金癖をつけておかないと、生活がかなり苦しいです。
同棲を始めると、当たり前のことなのですが、実家暮らしではかからなかった家賃や水道光熱費、食費などの費用がどんどん飛んでいきます。
生きてるだけでこんなにお金がかかるのか…
ちなみに私たちの場合は、初期費用に約70万円と初月生活費に約24万円かかりました。なので、初期費用としては2人で100万円くらいは用意しておくと安心です。
初期費用の具体的な内訳や節約方法については以下の記事を参考にしてみてくださいね。
お部屋探し
- お互いの求める条件を出し合う
- 内見→申し込み→審査→契約→入居
お互いの求める条件を出し合う
遅くても1か月前にはお部屋探しを始めましょう。2人入居不可の物件で同棲をすると契約違反になってしまうので、必ず2人で住める物件で絞ります。
まずはお互いの条件を出し合いますが、一人暮らし経験がないとお部屋の条件がそもそも思いつかないかもしれません。
とりあえずは以下のことについて考えて、譲れないポイントを絞りましょう。最低限の条件をしっかりと決めて、あとは家賃とのバランスを見ながら探していくといいです◎
※ちなみに二人暮らしができる物件となると大体1LDK〜2LDK。「風呂トイレ別」「室内洗濯機置場」などの条件はクリアしている可能性が高いです。
内見に行く
物件ポータルサイトで情報を知りたい物件が見つかったら、不動産屋さんを予約して内見に行きます。(目当ての物件なし予約なしでも大丈夫な場合もありますが、しておいた方が良いです)
ここで内見時にチェックするべきポイントを挙げておきますね!
内見は思ったより大変ですが、住むイメージをするためにとても大事!ついでに2人で物件の周りをお散歩するのがおすすめです。
申し込み→審査→契約→入居
内見後の流れは「申し込み→審査→契約→入居」となります。
申し込み…管理会社に「ここに住みたいです!」と伝えるイメージ。仮押さえ状態なので、まだ住むことが決まったわけではありません。自分、同居人、保証人(親等)の個人情報が必要になります。
審査…年収や勤続年数、クレジット滞納状況などから入居可能か審査します。審査に落ちてしまった場合は住むことができません。
契約…不動産屋さんにて物件に関する説明を聞き、契約書に記入・捺印します。会社で住宅補助を受ける場合はこの契約書を会社に提出します。
入居…不動産屋さんで鍵を受け取って入居します!
必要なものや流れについては不動産屋さんが説明してくれるので、しっかり確認しましょう!
親に報告する
実家から引越すため、家族に同棲することを報告しましょう。
お互いの親への挨拶が必要かについてですが「親を安心させられる」「相手の家族がどんな人か知ることができる」「結婚への意識が高まる」などのメリットがあるため、迷うのであれば挨拶をしたほうがいいと思います。
もしも同棲が反対されているのなら尚更、強行突破はせずに結婚を見据えた計画的な同棲であることを2人で伝えましょう。
ちなみに私たちはお互いの親に挨拶はしていません。特に反対意見がなかったこと、お互いの実家が遠いこと、コロナウイルスの懸念もあるし今のタイミングではする必要ないかな、ということで紹介はしませんでした。
挨拶が必要かについては家庭にもよると思いますが、よっぽどでなければ最低限同棲を始めることとその時期については報告してあげてくださいね。
引越し業者の手配
審査が通って入居日が決まったら引越しの準備です!引越しの方法は2つあります。
引越し業者にお願いする
引越し業者にお願いする場合は、ギリギリすぎると希望日に引っ越しができないパターンもあるのでなるはやで見積もり依頼をしましょう。
おすすめは「立ち寄りプラン」と「単身用プラン」です。
立ち寄りプランとは、2箇所から荷物を積み込んで引越しをできるというものです。同棲の場合、カップルで同じ場所に引越ししますよね。
一緒に引越ししてしまえば別々のトラックを手配する必要がないので、料金の節約になります。
2つ目の「単身用プラン」は荷物の少ない人用のプランです。荷物の量と料金があらかじめ設けられており訪問見積もり不要のため、料金が安いという特徴があります。
実家暮らしの場合は家具家電などの大きいものがないため利用しやすいです。
私たちは元々の住まいが遠かったので別々で引越しました!実家暮らしだった私は日通の単身パックを利用して¥22,880でした。
業者に頼まず自分で運ぶ
友達や家族に協力してもらって自分で運ぶのも手です。その場合はエレベータの有無や荷物の量に注意してくださいね。
水道・電気・ガス・インターネットの契約
ライフラインの契約手続きは大体の場合、ネットから行うことができます。入居日が決まったらなるべく早く行いましょう!
インターネットを光回線にする場合、手続きを後回しにしてしまうと工事日程の関係で1ヶ月以上ネットが使えないなんてこともあり得るでお早めに!
実際に私たちも、引越し当日から回線工事まで1週間空きました…1日でもネットが使えないのは困るので、その間はNETAGEのポケットWi-Fiを使いました!問題なく使えるし最後はポストに返せばOKなので数日使うのにかなり便利でした◎ありがたい…
1日からでもレンタルOK!
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荷造り
新居で使う家具・家電
引越しに向けて荷造りをします。2人とも実家暮らしの場合、二人暮らしを機にほとんどの家具/家電を新規購入しますよね。その場合は、すぐに使えるよう購入と配達の手配をしておきましょう。
特に取り付け工事が必要な家具家電は、余裕を持って準備してくださいね。
初日に最低限必要なものを書いておきましたが、他のものも早く揃えるに越したことはないです…!なるはやで揃えるべきものも含めて詳細をこちらにリスト化していますので確認してみてくださいね。
二人暮らしで必要な家具・家電の選び方と総額については「家具の選び方」「家電の選び方」を参考にしてみてください。
実家から持っていくもの
実家からの引越しの場合は、一人暮らしからの引越しと違って持っていくものを選ばなくてはいけません。自分の部屋にあるものはもちろんのこと、家族との共有スペースにおいてある自分のものも忘れずに持っていきましょう!
1日でやろうとせずに、使っていない季節ものから着手するなどじわじわと進めてくださいね。
役所や役場で住所変更手続き(引越し前)
引越し前にお住まいの市区町村の役所で住所変更手続きを行います。
- 転出届の提出
- 国民健康保険・国民年金・印鑑登録の手続き
- 郵便物の転送手続き
※詳しくはお住まいの市区町村のHPをチェックしてくださいね
転出届の提出
引越し前の市区町村の役所に転出届を提出します。引越し日の14日前から提出が可能です。(引越し先が引越し前と同じ市区町村の場合は、転出届の提出は必要ありません。)
コロナウイルス感染拡大の懸念もあり、市区町村によっては引越し後に郵送で行える場合もあります。ですが、時間がかかるのできちんと引越し前に手続きをしておくのがおすすめです。
国民健康保険・国民年金・印鑑登録の手続き
国民健康保険・国民年金に加入している方は、引越し前に役所で資格喪失手続きを行います。また、印鑑登録の抹消も行います。
これらは引越し前に一度資格喪失手続きをして、引越し後の役所で再度加入手続きをするという流れです。資格喪失の期間が発生するので気をつけてくださいね。
※転出届提出と共に自動手続きされる場合もあります。
郵便物の転送手続き
郵便物を自動的に新住所へ転送してもらう手続きを行います。郵便局に転送届を提出すると、届出から1年間は旧住所宛ての郵便物も新住所へ届けてくれます。
実家からの引越しの場合は、手続きをしなくても家族が受け取ってくれますが、ネットでも手続き可能なのでやっておきましょう!
参考:郵便物の転送手続き方法
引越し
いよいよ引越しです。業者さんに頼んでいる場合は、必ず立ち合います。荷物がたくさんあって大変ですが、荷ほどきがんばりましょう!
引越し当日は「電気・水道・ガス」の使用確認が最優先です。
役所や役場で住所変更手続き(引越し後)
引越しが完了したら、なるべく早く引越し先の市区町村の役所で住所変更手続きを行います。正直めんどくさいですが、後々面倒なのでなるべく早く終わらせちゃいましょう!
- 転入届の提出
- 国民健康保険・国民年金・印鑑登録の手続き
- マイナンバーカードの住所変更
※詳しくはお住まいの市区町村のHPをチェック
転入届の提出
引越しから14日以内に新居の市区町村役場へ転入届を提出します。
転入届を提出するときには、転出届を出したときにもらった「転出証明書」が必要なので忘れずに!(引越し先が引越し前と同じ市区町村の場合は、転居届を提出します。)
同棲で転入届を提出する時、「どちらか1人が世帯主にしてもう1人は同居人」の場合と「2人とも世帯主にする」場合があります。
基本的には後者がおすすめです。住民票を発行した時に相手の名前が載りません。
役所の方にも、結婚していない場合は「2人とも世帯主にする」のが一般的と言われたので、私たちもそれぞれが世帯主の形にしました!
国民健康保険・国民年金・印鑑登録の手続き
新住所の役所で、再度加入と登録の手続きを行います。
マイナンバーカードの住所変更
引越し先の市区町村の役所で住所変更手続きを行います。
その他の住所変更手続き
その他の住所変更手続きも忘れずに行いましょう!
同棲スタート!
さて、新生活スタートです◎
引越し前後はやることが多くて大変ですが、好きな人との生活はとっても幸せです!準備は早めに終わらせて、新生活を楽しみましょう
まとめ:実家から同棲する時の必要な手続きとやることリスト
実家から同棲する時に必要な手続きについてご紹介しました。最後に、やることリストをもう一度確認しましょう!
私のように一人暮らし経験なし・引越しをしたこともないという方にとっては、はじめてやることが多くて大変です。しかし、同棲をスムーズに始めるためにはこれらの事前準備がとっても大事です。
本記事を参考にして、素敵な同棲生活をスタートしてくださいね!
♡♡♡
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